センター長からのあいさつ
日本医科大学の国際交流センターは1986年に設立されました。本学医学部学生及び教職員の海外留学や海外研修支援、海外から本学に学びに来る外国人医学生や医師・研究者の学習・研究・研修支援を行っております。
本学医学生の海外留学としては、主として2学年や3学年の学生が夏休みを利用して海外の病院や研究室で研修するSummer Student制度、そして6学年の成績優秀者が海外の病院で実習を行う海外選択クリニカルクラークシップ(海外選択CC)制度があります。
Summer Studentでは、今まで米国国立衛生研究所(NIH)やピッツバーグ大学などに多くの学生が訪れています。
海外選択CCは、各病院の臨床選択科目に参加して現地の医学生と一緒に臨床実習を受けるものです。米国ハワイ大学やジョージワシントン大学、南カルフォルニア大学などで多くの学生が研修して参りました。
また、海外と積極的に交流を持っている部活動としては、東南アジア医学研究会(アジ研)、Medical English Speaking Society(MESS)があります。東南アジア医学研究会はタイのチェンマイ大学と50年を超える交流があり、タイ、カンボジア、ラオスなどで疫学調査やボランティア活動を行っています。MESSは国際医学生連盟(International Federation of Medical Students: IFMSA)の受け入れ窓口でもあり、本学医学生と世界中の医学生が交換留学やホームステイを行っています。
さらに本学出身者で海外の医師免許を取得し、海外で活躍する医師がおります。このような医師とも連携し、海外の医療の優れた点を学ばせていただき、また本学の学生や教職員に刺激を与えていただき、国際交流をさらに活性化して参りたいと思っております。
国際交流センターは、本学教職員の海外研修や研究、海外の医師・研究者の本学での学習・研修・研究も支援しており、外国医師の臨床修練資格取得のサポートなども行っております。海外に行きたい医師、また海外から来られる医師のご相談なども随時受けておりますので、お問い合わせいただければと思っております。